漆喰(しっくい)塗りワークショップ

漆喰(しっくい)塗りワークショップ参加者の皆さんありがとうございました!

西府ガレージがまた一歩完成に近づきました。

 

漆喰(しっくい)って「難しい」と言われていますが、実際にやって見ることで初めて「何が難しいのか」「どこまでなら素人でもできるのか?」ということがハッキリわかりました。

 

「難しそう」とあきらめる前に、ダメもとで「一度やってみる」ことが大切ですね。

これこそ"Do It Your self !"な DIY精神です。

 

 

入口の柱の剥がれてしまった漆喰を塗り直しました。

 

もとから塗ってあった漆喰と同じようなきれいな白になりました!

 

ここが剥がれているだけで、何となく廃墟感が出ていたのですが、コンクリートの地が見えてないだけでだいぶ良くなりましたね。

 

もとの漆喰の塗り方がコテの後を残すようなパターン(うまくないだけ?)で仕上げてあったので、仕上がりをあまり気にすることなく気持ちよく塗れました。

 

もし、プロの技でまっ平らピカピカに仕上げてあったらちょっと躊躇しちゃいますね。

プロみたいに完全に平らに仕上げるのは、やはりちょっと難しいです。

 

そんなこともやってみて初めて分かったことです。

 

 

 

 

西府ガレージの内壁はもともと前の入居者によって漆喰で仕上げてあります。

前の方はイランの方でここを絨毯の倉庫として利用していました。

イランでも内壁を漆喰で仕上げるんですね!

  

 

 

なぜか塗り残されていた梁の下の部分の壁面も梁まで塗りました。

 

梁から上は塗装する予定のため塗らない。

今後、塗装ワークショップもやるかもしれません!

 

 

漆喰は水を加えて混ぜるだけ!

 

少しずつ水を加えて混ぜていくと、こんなかんじのヨーグルト状になります。

これまたきれいな白で、まさにヨーグルト!

とにかくこの漆喰の白はきれいな白で、ここが漆喰の最大の魅力だと思いました。

 

今回はホームセンターで4キロ1,400円程度の漆喰を買ってきました。

写真は1キロ程度を混ぜたものです。

4キロで塗れる範囲は、3度塗ることを考えるとせいぜい1畳~2畳といったところです。

 

 

練習のため合板に枠をつけて、塗ってみたもの(下塗り)。

 

漆喰は基本的には、一度に厚く塗ることができません。

 

そのため、最低でも下塗り・中塗り・仕上げ塗りと3回に分けて塗る必要があります。

それぞれに乾燥が必要なため、結構時間がかかることになります。

 

 

一度にガンガン塗ってしまうと、乾燥後にこんな感じでひび割れができてしまいます。

でも、割れてないところは案外、平らでテカテカになってきれいです。

 

これは、漆喰は乾燥時の収縮が大きいためで、この特性のために薄く何度も塗らなければならないのです。

最近ではこの弱点を克服するために専用の接着剤を添加することで、ひび割れづらく、厚塗りが可能になるような商品がありますので、次回試してみたいと思います。